こんばんは。靴磨き職人坂爪です。
好きなことを仕事にしている身柄、靴の収集癖は未だにとどまることを知りません。
今手元にあるのは、手持ちのうちから厳選して並べている靴たち。
一足一足に深い歴史があります。
その歴史というのは、恥ずかしながら僕とともに歩んできたものだけ、、、ではなく。
その靴が本来持つ「シューメーカーの歴史」というべきでしょうか。
靴に関わる仕事の中で「靴磨き職人」を選んだには理由があります。
一番強く思うのは「靴を磨いて、その人たちともっと楽しくお話がしたい」ことです。
大きなエゴに見えると思いますが、お許しください。
そのため、靴の成り立ち、素材や革の質についての研究は怠っておりません。
それ以外に修理分野も勉強中で、実践を伴って証明できているかと思います。
靴のかかと一つ直すだけでも確かな技術は必要です。
そうして歩きやすく、快適で、最高にかっこいい靴に育っていくと思うのです。
実際、自分の足の状態があまり良くないことが、不幸中の幸いかもしれませんね。
僕は「靴の中身を知る靴磨き屋」になろうと思っています。
そうすることで、磨いた靴を通して、そのお客様皆様にとって最適な回答ができると思います。
実際に磨く中で多い質問が「修理に関わること」でした。
やはり、一つのことを極める意味では、それをとりまく環境のことをしっかりと知らねばいけないと思い、勉強しています。
「たかが靴磨き」
なのです。
その中でできる精一杯のことを出していく使命があります。
今週は初めてお客様のご自宅へ伺う「訪問靴磨き」のご予約を承りました。
その記事はまたこのブログでご紹介させていただこうと思っています。
その磨く靴の中には、きっと自分が欲しいと思うかっこいい靴がたくさんあるに違いない...。
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